歯周炎・歯肉炎について その1
2024.7.17
歯周炎・歯肉炎について その1
2024.7.17
グリーン歯科医院 院長の大橋真龍です。
今回は歯周炎・歯肉炎についてお伝えしていきたいと思います。
歯周炎というのは昔の言い方で歯槽膿漏と言います。
歯周炎と歯肉炎の違いは、
歯肉炎は歯の周りのお肉のところだけが腫れている状態、
歯周炎というのは支えている 骨まで炎症が波及している状態で、骨までなくなっていく現象を言います。
ここで、大きな勘違いが一つあります。
一般的に、先生方が骨がどんどん減っていきますよ!
という言い方をするんですが、
これは考え方がちょっと違うんです。
実は体の 一般的な機能が、その骨をなくすような状況になっているんですね。
ですので 歯周炎になるから骨がなくなるではなく、
骨がなくなるから、歯周炎になっていることが判るというだけで、
実際のところ、歯周炎というものはならないように体の機能はなっています。
これに疑問を感じている人はたくさんいると思います。
実は、汚いものを体に 外に出そうという機能が口の中では特別な形になって現れているだけのものです。