小児の矯正について その2
2024.7.31
厚木市のこどもに好かれる歯医者さんグリーン歯科医院 院長の大橋真龍です。
小児の矯正についての続きです。
50歳60歳で死ぬ短命な時代であれば歯を抜いてもそんなに心配する必要はなかったのですが、
今 100歳まで生きることを想定するのは当たり前になりつつある時代で、
当時、矯正学とかいろんな歯医者の治療法が考え出されたのは、50歳60歳で死んでいた時代です。
ですので 50歳60歳まで、また悪くならなければいいよね !という考えのもとでしか治療法が考えられてないので、
当時の考え方で行くと100歳まで持つかどうかわからないというのが歯医者の世界の話です。
逆に言うと、
医学のほとんどが、いま良くなれば良し!と言う考えでです。
100歳を想定して、100歳まで大丈夫だよ!という治療法ではないということです。
未だに昔の人は、お医者さんに行けば大丈夫だと思っている人がいっぱいいますが、
全くのお門違いで、お医者さん自信も解らない世界に入っているのです。
お医者さんを信じている方は、ただ単に自分たちの体に対する勉強不足だということだと思っていただきたいと思います。
掃除機や洗濯機の使い方はなんとなく すぐ使えますよね。
今、機能が多彩になり、説明書を読めば読むほど、いろんな機能がついています。
それと同じように説明書を読むと、
変わった使い方ができるにも関わらず、なんとなく昔の使い方で使っている方が多くおられると思います。
体も同じで、なんとなく使っているだけで 説明書を読んだことがない方が多くいらっしゃいます。
自分の体の説明書とは、共通する説明書は医学書 ですので、
しっかり医学書(簡単に書いてあるものもいっぱいある)を読み、
自分の体に興味を持っていただき、
しっかりと読んで、万人に共通な基本的な機能を知っていただくと、今のお医者さんに頼る生活から一転できます。
しっかりと読んで、体の構造を考えていくと今の歯を抜くという矯正が、長生きをする時代では違和感を感じるようになります。
今までの歯を抜く という考え方は間違いではないですが、
その当時の50歳60歳までしか生きなかった時代の学問であるということを忘れずにいていただき、
繰り返しになりますが、歯の治療は50年 60歳で死んでいた時代の治療法なので、100歳まで持っているかどうか っていうのは解らないと言うことを知っていただきたいです。
続きはまた次回!