「わすれられない おくりもの」を読んで
2022.11.13
「わすれられない おくりもの」を読んで
2022.11.13
こんにちは。
イルミネーションや来年の手帳が売られているのを見て年末が近づいて来ているのを感じます。
突然ですが”死”について考えた事はありますか?
以前、兄の様に慕っている方から絵本をプレゼントして頂いたのですが今回はその絵本をご紹介します。
『わすれられない おくりもの』というイギリス人のスーザン・バーレイさんが描いたかわいい動物たちの物語です。
冬のはじまりに年老いたアナグマが寿命で亡くなり、冬の間村人たちが悲しみにうちひしがれるのですが、春の訪れと共に村人同士でアナグマとの楽しい思い出を話合ううちに
笑顔になれるのです。
このあらすじですとなんて事のない絵本ですが、アナグマが死に行く事への心残りや死んで魂になった(と、私は思っています)様子、肉体がなくても心は村人たちの中に残る事など、体験する事の出来ない”死”について知るなんて大げさかもしれませんが入門編の様な感じかと思います。
絵本ですが大人にも読んで欲しい内容です。
大切なひとや自分へのクリスマスプレゼントに、絵本なんていかがでしょうか?
事務員Y